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青山学院高等部 傾向と2026年入試対策

青山学院高等部(以下、青学高等部)は、東京都渋谷区に位置し、青山学院大学への強力な推薦枠を持つ、全国で最も人気のある私立附属校の一つです。洗練された校風と共学ならではの活気、そして箱根駅伝などのスポーツ面での活躍も相まって、2026年度(令和8年度)入試においても極めて高い倍率と難易度が予想されます。

この難関を突破するための徹底戦略を、入試制度の分析、科目別の傾向対策、そして合格のためのマインドセットの3つの観点から詳述します。


I. 2026年度入試の構造:制度が生む「超高倍率」の正体

青学高等部の入試には、大きく分けて「推薦入試」と「一般入試」があります。併願優遇制度(滑り止め)が存在しないため、受験生は純粋な実力勝負に挑むことになります。

1. 推薦入試(1月中旬実施)

  • 募集人員: 約100名(男女ほぼ同数)。
  • 出願条件: 9教科評定(内申点)が男子38以上、女子42以上が目安ですが、近年の激化により、実質的な合格者は男子42〜、女子44〜という「オール5」に近い層が中心です。
  • 選抜内容: 適性検査(数理的・言語的思考)および面接。
  • 戦略: 内申点が基準に達している場合、積極的に挑戦すべきです。不合格になっても一般入試で「補欠の優遇」対象になる可能性があるため、青学第一志望者は受けるのが鉄則です。

2. 一般入試(2月中旬実施)

  • 試験日: 2026年2月12日(木)
  • 科目: 国語・数学・英語(各100点)。
  • 倍率: 男子は3〜4倍、女子は5〜7倍(※予想)
  • 2026年度展望: 附属校志向の継続により、早慶附属校からのスライド受検生がさらに流入し、合格ボーダー(3科目合計で210〜230点付近)が1〜2点上昇すると予測されます。

II. 徹底分析:科目別攻略戦略

青学高等部の入試問題は、「標準問題のスピード処理」と「一部の難問での粘り」のバランスが重要です。

1. 【英語】「青学の顔」— 圧倒的な語彙と記述力

青学高等部の英語は、附属校の中でも屈指の難易度を誇ります。

  • 傾向: 長文読解2題、文法・語彙、会話文。特に語彙レベルが高く、高校中級〜上級(英検準1級レベル)の単語が紛れ込みます。
  • 対策:
    • 文法事項の完全制覇: 接続詞、関係代名詞、分詞構文など、標準的な文法問題で失点することは許されません。
    • 自由英作文: 自分の意見を30〜50語で書く問題が定番です。論理構成(主張+理由2つ)を型として身につけましょう。
    • 2026年戦略: リスニングの配点も高いため、毎日15分のシャドーイングを習慣化してください。

2. 【数学】「誘導への即応」と「正確な計量」

  • 傾向: 大問5題構成。大問1は小問集合、2以降に関数、平面図形、空間図形、確率が出題されます。
  • 対策:
    • 大問1の全問正解: ここでのミスは致命傷になります。計算の正確さと速度を極限まで高めてください。
    • 図形問題の定石: 三平方の定理、相似、円の性質を組み合わせた問題が頻出です。特に「円の接線」や「動点」を含む問題は、過去問10年分で解法をパターン化しましょう。

3. 【国語】「論理の緻密さ」と「広範な語彙」

  • 傾向: 論説・評論、小説、古文。文章自体は読みやすいものが多いですが、選択肢が非常に精巧で、消去法の精度が問われます。
  • 対策:
    • 語彙・知識: 四字熟語、ことわざ、慣用句などの知識問題で確実に加点。
    • 古文: 文法(助動詞・助詞)の基礎を固めた上で、文章の主語を特定する訓練を積みましょう。

III. 2026年度合格への時期別ロードマップ

時期学習テーマアクション
中3 夏まで基礎力の完成と検定取得駿台模試で偏差値60以上を目指す。英検2級をこの時期までに確保。
9月〜11月応用演習と内申確定慶應や早稲田の過去問を解き、思考力を底上げする。推薦狙いは内申を最大化。
12月〜1月青学高等部・特化対策過去問10年分を3周。時間配分(特に英語は時間が厳しい)を体得。
2月直前シミュレーション表参道のキャンパスへの移動経路確認。ケアレスミス防止のルーチン化。

IV. 合格を分ける「青学マインド」:自由と自律の証明

青学高等部は、キリスト教主義に基づく「サーバント・リーダー(奉仕するリーダー)」を育てる学校です。試験会場では、単なる学力だけでなく、あなたの「自律心」が問われています。

  • 面接対策: 推薦だけでなく一般入試後の補欠優遇の際にも影響することがあります。「なぜ青学なのか」「大学で何を学びたいか」を自分の言葉で語れるようにしておきましょう。

V. 2026年・合格へのメッセージ

渋谷のど真ん中にありながら、静謐な空気が流れる青山学院のキャンパス。2026年春、その門をくぐることができるのは、誰よりも青学への憧れを強く持ち、地道な演習を積み上げた者だけです。

倍率の高さに怯える必要はありません。あなたが解く一問は、隣の受験生にとっても等しく難しいのです。最後の一分一秒まで「青学生になる自分」を信じ抜いてください。

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