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立教池袋中学校 入学試験の傾向と対策

東京都豊島区に位置する立教池袋中学校は、立教大学への推薦進学を前提とした「立教一貫教育」の男子校として、都内屈指の人気を誇ります。

2026年度(令和8年度)入試に向けて、合格を勝ち取るための傾向と対策を解説します。立教池袋の入試は、偏差値上の難易度以上に、「記述力」と「論理的思考のプロセス」が重視されるのが最大の特徴です。


I. 入試の基本構造と2026年度の展望

立教池袋の入試は、一般的な「4教科入試」の他に、自己推薦や帰国生入試など多様な枠がありますが、ここでは最も受験者数の多い一般入試を中心に解説します。

1. 入試日程と偏差値(目安)

  • 第1回(2月2日): 募集約50名 / 偏差値:57〜59(四谷大塚基準)
  • 第2回(2月5日): 募集約10名 / 偏差値:61〜63(四谷大塚基準)

戦略のポイント: 第2回は募集人数が極めて少なく、2月1日・2日の最難関校(開成・麻布・武蔵など)の受験者が流入するため、超高難易度になります。第一志望であれば、必ず2月2日の第1回で合格を決めに行く戦略が必要です。

2. 配点と合格ライン(300点満点)

  • 国語・算数: 各100点(50分)
  • 理科・社会: 各50点(30分)
  • 合格最低点: 例年 6割〜6割5分 前後。
    • 難問で点を稼ぐよりも、標準的な問題を確実に正解し、記述で部分点を積み上げることが合格への最短ルートです。

II. 算数の傾向と対策:答えよりも「過程」の勝負

立教池袋の算数は、解答欄に答えだけでなく「式や考え方」を書かせる問題が大半を占めます。

1. 傾向分析

  • 記述重視: 大問5〜6題構成のうち、計算問題以外のほとんどの問題で考え方の記述が求められます。
  • 頻出単元:
    • 図形: 「平面図形の面積比・相似」「立体図形の表面積・切断」が頻出。
    • 速さ: グラフ(ダイヤグラム)の読み取りや作成。
    • 割合・比: 仕事算、食塩水、売買損益。
    • 規則性: 数列や図形の規則的な並び。

2. 2026年対策

  • 「白紙」を作らない訓練: 答えが最後まで出なくても、分かっている条件を整理し、途中の式を丁寧に書くことで部分点をもぎ取る「泥臭い」姿勢が必要です。
  • 図形作成能力: 問題文の条件から、正確な図やグラフを自分で描く練習をしてください。特に*「速さとグラフ」は、自分でダイヤグラムを書き上げる力が試されます。

III. 国語の傾向と対策:長文読解と「思考の言語化」

文章量は8,000字前後と標準的ですが、記述解答の「質」が厳しく問われます。

1. 傾向分析

  • 読解2題構成: 物語文と説明・論説文。
  • 記述の比重: 100字程度の自由記述や、本文の趣旨を要約する問題が出題されます。
  • 内容: 男子校らしく、友情や自立、あるいは現代社会の科学・文化論など、多角的なテーマが選ばれます。

2. 2026年対策

  • 心情の因果関係: 物語文では「出来事 → 感情の変化 → 行動」という流れを、本文の言葉を適切に繋いで説明する練習を積んでください。
  • 語彙の拡充: 立教池袋は「言葉の使い方の正しさ」も重視します。漢字やことわざ、慣用句の基礎を夏までに完璧にしましょう。

IV. 理科・社会の傾向と対策:正確な知識と資料活用

30分という短い試験時間の中で、正確な判断が求められます。

1. 理科(50点)

  • 傾向: 実験・観察データに基づいた問題が中心。特に「物理・化学」の計算問題(てこ、滑車、中和反応)は、算数同様に考え方を書かせる場合があります。
  • 対策: 基本知識を丸暗記するのではなく、「なぜその結果になるのか」という原理原則を理解しましょう。

2. 社会(50点)

  • 傾向: 地図、写真、統計資料の読み取りが非常に多いです。時事問題(環境、国際情勢、日本の政治)と絡めた出題が目立ちます。
  • 対策: 地図帳を常に手元に置き、ニュースで話題になった場所の地形や産業を確認する習慣をつけましょう。

V. 合否を分ける「立教への志望理由」と面接

立教池袋には、第1回・第2回ともに「面接(グループまたは個別)」があります。

  • 目的: 学力だけでなく、キリスト教に基づく同校の教育方針への理解や、集団生活での適性を確認します。
  • 対策: 「なぜ立教なのか?」「中学に入ったら何をしたいか?」という問いに対し、自分の言葉でハキハキと答える準備が必要です。

VI. 2026年度 合格へのロードマップ

時期学習テーマアクション
小6 夏休み基礎の完全網羅算数の特殊算と理科の計算分野を完璧にする。
9月〜11月記述演習と過去問解答欄に「式や図」を書くスタイルに慣れる。過去問10年分。
12月〜1月記述の洗練と面接準備塾の先生に記述答案を添削してもらい、無駄のない言葉選びを習得。
2月2日第1回入試当日算数で部分点をしっかり稼ぎ、面接で「立教への熱意」を伝える。

立教池袋は、一度合格すれば大学までの一貫した学びが約束される非常に魅力的な学校です。その入試問題は、「答えを出すだけのロボットではなく、自分の考えを他者に伝えられる子」を求めています。

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