2026年2月21日(土)の令和8年度都立高校一般入試(第一次募集・分割前期募集)の受験結果をまとめました。皆さん、お疲れさまでした!!
学区、志望の高校を選択すると最新情報を確認できます。最新情報の下段に、今年の都立一般受験を総括しています。
都立高校入試 推定実質倍率シミュレーター
2026年2月13日 最終応募確定データ対応版
今年の傾向を一言で言えば、「共通問題は全体的にやや難化(あるいは昨年並みの高止まり)」、「自校作成校は学校ごとの『カラー』がより鮮明に分かれた」という状況です。
速報ベースの分析をまとめました。
1. 共通問題(全般的な傾向)
全体的に「ただ知識を問う」問題が減り、「資料から情報を読み取り、自分の言葉で記述する」力の差が合否を分ける傾向が強まりました。
- 国語:昨年並み〜やや難化 記述問題の採点基準が厳しくなっている傾向があり、部分点がどこまで取れているかが鍵です。
- 数学:やや難化 大問1の計算ミスが許されないのは例年通りですが、後半の図形や関数の記述で時間を取られ、最後まで解ききれなかった受験生が多かったようです。
- 英語:昨年並み リスニングの難易度は安定していますが、長文の語彙数が微増しており、速読力が求められました。
- 理科・社会:難化 特に理科の計算、社会の記述問題が「思考力」を問う内容にシフトしており、平均点は昨年より下がると予想されます。
2. 自校作成校(学校別・難易度分析)
自校作成校は、各校が「こういう生徒が欲しい」というメッセージを込めて問題を作るため、傾向がバラバラになります。
| 学校名 | 英語 | 数学 | 国語 | 総括 |
| 日比谷 | 難化 | 難化 | 安定 | 数学の難問化が顕著。高得点勝負ではなく「耐える」戦い。 |
| 西 | 安定 | 難化 | 安定 | 数学の思考プロセスが複雑に。論理的思考力が強く問われた。 |
| 国立 | 易化 | 安定 | 難化 | 国語の記述の抽象度がアップ。文系科目の差がつきやすい。 |
| 戸山 | 難化 | 安定 | 安定 | 英語の読解量が増加。理数系志望でも英語の地力が必要に。 |
| 青山・新宿 | 安定 | 易化 | 安定 | 数学が比較的解きやすく、1点のミスが響く「高得点合戦」。 |
3. 今年の大きな特徴:記述とスピード
2026年度入試で顕著だったのは、「時間との戦い」です。 自校作成校、共通問題ともに、グラフや複数の資料を読み解かせる問題が増えたため、「問題文を読むスピード」が足りないと、実力があっても出し切れない構成になっていました。
また、共通問題の数学でも「理由を説明せよ」といった記述が重要視されており、都教委が掲げる「探究学習」の成果を問うような姿勢が鮮明になっています。
💡 受験後のメンタルケアとして
「数学で大失敗した」「理科が全然わからなかった」と落ち込んでいる受験生も多いかもしれませんが、あなたが「難しい」と感じたときは、周りのライバルも同じように感じています。
特に自校作成校は、平均点が40点台まで下がることも珍しくありません。自己採点の結果だけで絶望せず、今はゆっくり体を休めてください。


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