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同志社香里中学校 入学試験の傾向と対策

大阪府寝屋川市に位置する同志社香里中学校は、広大なキャンパスと自由闊達な校風、そして同志社大学・同志社女子大学への高い内部進学率を誇る、関西屈指の人気校です。

2026年度(令和8年度)入試に向けて、合格を勝ち取るための傾向と対策を、20,000文字級の熱量で徹底的に解説します。同志社香里の入試は、偏差値上の難易度以上に「標準問題を確実に仕留める精度」と「高得点勝負を勝ち抜く集中力」が問われる、非常にシビアな戦いです。


I. 入試の全体構造と2026年度の展望

同志社香里の入試は、他の同志社系列校(同志社中、同志社女子中など)と比較しても、配点や試験時間に独自のスタイルがあります。

1. 入試データと合格ライン(400点満点)

  • 試験科目と配点:
    • 国語: 120点(50分)
    • 算数: 120点(50分)
    • 理科: 80点(40分)
    • 社会: 80点(40分)
  • 合格最低点(2025年度前期実績):
    • 例年、得点率 65%〜75% 前後で推移します。
    • 分析: 算数・国語の配点が高く設定されていますが、理科・社会の平均点も高いため、全教科で「穴」を作らないことが合格への絶対条件です。

2. 2026年度の傾向予測

志願者数は例年安定して多く、実質倍率は前期入試で2倍前後、後期入試では4〜6倍に跳ね上がることもあります。2026年度もこの傾向は変わらず、「1点の重み」が極めて大きい入試になるでしょう。


II. 算数の傾向と対策:大問7題の「構成美」を攻略する

算数は、例年大問7題構成が定着しており、出題パターンが非常に安定しています。

1. 傾向分析

  • 大問1: 計算問題および一行文章題。複雑な分数の四則混合計算が頻出です。
  • 大問2: 図形の小問集合。角度、面積、周りの長さなど、基本的だが「ひねり」のある問題が出ます。
  • 大問3〜5: 特殊算(速さ、割合、規則性、和と差など)。大問の(1)が(2)(3)のヒントになっている「誘導形式」が多く見られます。
  • 大問6・7: 平面図形と立体図形。ここが後半の勝負どころです。

2. 2026年対策のポイント

  • 「最初10分」の集中力: 大問1・2で満点を取ることが合格へのパスポートです。ここでのケアレスミスは不合格に直結します。
  • 図形の求積・相似の徹底: 同志社香里は図形問題の比重が非常に高いです。特に「円と扇形」「相似比と面積比」を組み合わせた問題に慣れておきましょう。
  • 記述プロセスの簡略化: 答えのみを求める形式が多いですが、計算ミスを防ぐために自分なりの「筆算スペース」を整然と保つ練習をしてください。

III. 国語の傾向と対策:記号問題の「罠」を見抜く

国語は文章量が2,000〜5,000字程度と幅がありますが、全体として「処理能力」を試す構成になっています。

1. 傾向分析

  • 構成: 物語文・論説文の2題、または長文1題+知識問題。
  • 設問形式: 記号選択(選択肢問題)が圧倒的に多いのが特徴です。
  • 記述: 20〜40字程度の短い記述が出題されることもありますが、字数制限は厳しめです。
  • 知識: 漢字は単なる読み書きだけでなく、熟語の意味や部首、対義語・類義語など、語彙の深さが問われます。

2. 2026年対策のポイント

  • 選択肢の吟味: 「本文に書いてあるが、質問の答えになっていない選択肢」などの紛らわしいひっかけに注意が必要です。消去法ではなく、積極法で根拠を探す練習をしましょう。
  • 時間配分: 選択肢問題が多い分、1問にかけられる時間は短いです。本文を読みながら、重要なキーワードに線を引く「構造的読解」を身につけてください。
  • 漢字の「意味」理解: 難易度の高い熟語が出題されるため、日頃から辞書を引く習慣をつけ、漢字を「記号」ではなく「言葉」として覚えましょう。

IV. 理科・社会の傾向と対策:高得点維持の「守り」の戦い

理社は平均点が高くなりやすいため、「みんなが取れる問題を落とさない」ことが最優先です。

1. 理科(80点/40分)

  • 傾向: 実験・観察に基づいた問題が中心。物理(てこ、電流)、化学(中和、溶解度)の計算が必ず含まれます。
  • 対策: 教科書レベルの知識は完璧にした上で、グラフから数値を正確に読み取る訓練を。計算問題では、単位の変換ミス(cmとm、gとkgなど)に細心の注意を払ってください。

2. 社会(80点/40分)

  • 傾向: 地理・歴史・公民からバランスよく出題。時事問題が1〜2割含まれるのが同志社香里の伝統です。
  • 対策: 地形図の読解や、年代の並べ替え問題を重点的に。時事対策としては、前年11月までの重大ニュースについて、基本的な用語(例:G7、SDGs、選挙制度など)を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。

V. 2026年度合格へのロードマップ

時期学習テーマアクション
小6 夏休み全範囲の弱点補強算数の計算精度と図形の基本、理社の暗記を一巡させる。
9月〜11月過去問演習(5〜10年分)同志社香里特有の「記号問題の多さ」と「図形のパターン」に慣れる。
12月〜1月1点をもぎ取る見直し高得点勝負に備え、ケアレスミスをゼロにするための「見直しルーチン」を確立。
入試当日平常心の維持倍率に惑わされず、「目の前の一問」を確実に仕留める。

VI. 最後に:同志社香里中学校が求める「誠実さ」

同志社香里は、キリスト教の「良心」を大切にする学校です。入試問題も、奇抜な発想力よりも、「日々の学習をどれだけ誠実に積み重ねてきたか」を試すような、質実剛健な問題で構成されています。

合格の先には、自然豊かな香里の丘で、大学までの一貫教育を享受しながら、部活動や行事に情熱を注げる最高の6年間が待っています。2026年、その扉を開くのは、誰よりも基本を大切にし、最後まで粘り強くペンを走らせたあなたです。

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